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2012.12.31 Monday |  | - | - | - | スポンサードリンク | 

ロングテール時代のマーケティング2.0

インターネットマーケティング最新動向&技術セミナー2006 「ロングテール時代のマーケティング2.0」に参加。このセミナーななんと言っても、憧れのタカヒロさんの講演ってことで楽しみにしていた。
案の定、ワタ兄やんも来てたので、対話型エントリは任せて、会話型エントリを上げておこう。
CNET Japan Blog - 渡辺聡・情報化社会の航海図:”広告”はしばし一休み?
まずは、博報堂の勝野さんの講演より
タイトルどおりメディアの変化を非常に分かりやすくまとめた講演で、広告宣伝のプレゼンを社内でするときに「これ、このまま使えるなぁ」という感じで、非常にありがたい。
・マルチメディアタスキング世代の台頭
複数のメディアに同時接触する世代。TVを見ながら、気になったことはすぐにググる。「ネタをふると、みんなで突っ込む文化」ってのは、いいなぁ。母親からachaへの伝承として「YOHの言っていること、すべてに突っ込む必要はない。疲れる。」があるので、突っ込み文化は大歓迎やね。
・デジタル・マーケティング
これまでは情報がばらばらにメディアに出ていったので統合管理が難しかったが、これからはひとつの回線上に集約されるので、統合管理が可能になる。これまでは統合管理ということで、広告代理店のセントラルバイイングみたいなことで一社に絞ることで何とかしてきたわけだけど、これからはそこを集中しなくてもできるということかな、と。最近、マーケティングコミュニケーションが多層的になってきたので、エージェントマッシュアップというか、複数の代理店とひとつの会議をしたら、楽なのになぁというシーンが多々あったりする。

そして、タカヒロさん
・グラニュアルメディア
ロングテイルの説明を、砂糖と角砂糖でされているのは分かりやすかったです。(これも社内で使えそう)今までのマスメディアは角砂糖。つまり、ひとつの塊でバラせない感じ。で、ロングテイルは砂糖の粒。この砂糖の粒を集めることで、キチンと甘くなる。(粒単位での身の丈にあった調整が可能)
・ろうと型コミュニケーション
マスメディアに露出して、一人でも多くの認知を稼ぎ、そのうちの数%に興味を持ってもらい理解してもらう。さらにその内の数%が実際に購入するというのが、これまでのマスメディア主導型。つまり、割り算の論理。スタート地点の認知フェーズは多くの人に支持されないといけない。よって、当たり障りのない表現に落ちてしまうことが多いと思う。
・ロングテイル型コミュニケーション
一方、今後は足し算の論理が可能になってきた。粒状にきめ細かくコンタクトポイントを設定することで、小さい数で認知と理解を集めていく。その集める手段のひとつとしてマスメディアは機能する。ウチの会社のようなソリューションだとかそういうのを提供する企業にはまさにぴったりの手法。
・ケーキをいつ食べたか?
この例はすごく分かりやすい。会場で、ケーキを1週間以内に食べた人の数より、1年以内に食べた人の数のほうがもちろん多い。これをビジネスに置き換えると、1週間と短期間で終わってしまうと機会ロスが発生しているということになる。
まさに、この点について僕にも想いがあって、いかにプロモーションを線形にするか、というのが根幹にある。それは、モノを売りたいというよりは「もったいない」というのがあったりもする。たとえば、展示会やオフラインセミナーのコンテンツは、どうしてもジオグラフィックな制限(開催日や開催場所)が生まれる。そこで、ストリーミングなどのテクノロジを利用して、オンライン化していく活動がやっと本質的なものになってきた。せっかくのコンテンツを必要としている人に届けたいというのが根本にある。今のままではせっかくのコンテンツがもったいない。また、何しかWebに上げるというものではなく、コミュニケーションの隙間を埋めていくという感覚(代替ではなく補強)の理解が得られるようになってきたことも感じている。
・アテンション→インテンション→アクション
いかにインテンションを刺激するかというのは、「〜したい」と感じたところにある広告ということ。
・コピーライティング
これまでは、あらゆる情報からキャッチコピーというカタチで落とし込む、そしてそれをメディアに展開するというのがこれまで。キーワードリスティング広告は、ひとつの商品・サービスについて関連するキーワードを発散させていくというフローになる。中心から広がっていくカンジはなんだかワクワクする。
・One to One
ズバリの情報だけでは、つまらないというのは、すごくよくわかる。その周辺にこそ気付きがあり、楽しいのってことは、ブログやってれば体験としてある。
・エンゲージメント
本当の意味での双方向な感覚をこの言葉から受ける。広告の概念が変わってきている(すでに受取り手は変わってしまったというべきか)。情報システムの会社で広告宣伝の仕事?っていう感じだったし、実際、コストセンターのスタッフでしかないけど、そのうちそうも言えない日が来るだろうなぁという予感を感じてます。
2006.05.18 Thursday | 13:30 | comments(0) | trackbacks(3) | お勉強モード | YOH | 

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